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ルートの設定

ルートとは「使っている起点」のことです。このツールは、登録したルートから参照を辿って到達できたものを「使用中」とみなし、どこからも辿り着けなかったものを未使用候補とします。

つまり、ルートの登録漏れはそのまま誤判定になります。 ここがこのツールで最も重要な設定です。

登録し忘れたアバターの持ち物は、全部「未使用」になります

まだ使うアバターは、必ず全部登録してください。多めに登録して困ることはありません(候補が減るだけです)。少なく登録すると、使用中の衣装やテクスチャが候補に並びます。

3 つの登録方法

ルート (Roots) タブで設定します。

1. フォルダを登録する

アバターの .prefab やシーン(.unity)を含むフォルダを登録します。

  • ドロップ領域にドラッグ&ドロップする
  • 「フォルダを選択して追加」から選ぶ

登録したフォルダの中は再帰的に走査され、見つかった Prefab / シーンがすべて起点になります。アバターごとにフォルダを分けている人は、この方法がいちばん確実です。

2. アバターを自動検出する

「アバターを自動検出」を押すと、VRCAvatarDescriptor を持つ Prefab をプロジェクト全体から探します。

  • 検出されたものは既定ですべて起点として扱われます。
  • チェックを外すと、そのアバターだけ起点から除外できます(もう使わない古いアバターを候補に出したいときに使います)。

検出されないとき

VRChat SDK が入っていない場合や、アバターの Prefab に VRCAvatarDescriptor が付いていない場合は検出されません。その場合はフォルダ登録か個別ファイル指定を使ってください。

3. 個別ファイルを追加する

単一の Prefab やシーンだけを起点にしたいときに使います。「個別ファイルをルートに追加(任意)」から指定します。Prefab とシーン以外は指定できません。

暗黙ルート — 自動的に起点になっているもの

登録していなくても、参照が無いだけでは消せないものがあります。これらは自動的に起点として扱われます。暗黙ルートと呼びます。

自動的に起点になるもの 理由
Resources/ 配下 コードから名前で読み込まれる。参照グラフに現れない
Editor Default Resources/ 配下 同上
StreamingAssets/ 配下 同上
Build Settings に登録されたシーン ビルド対象のため
Assets/ 直下に置かれた .asset 各種ツールの設定ファイルであることが多いため

「暗黙ルート」の項目を開き、「暗黙ルートを調べる」 を押すと一覧を確認できます。

暗黙ルートを起点から外す

一覧のチェックを外すと、そのファイルを起点から除外できます。これが必要になる典型的な場面があります。

衣装変換ツールなどが Assets/ 直下に設定アセットを作り、その中に「最後に変換した衣装」への参照を持ち続けることがあります。すると——

よくある詰まり方

ツールの入力欄に残っている値が、そのままスキャンの起点になります。その衣装はもう使っていないのに、いつまでも「使用中」と判定され、候補に出てきません。

心当たりがあれば、その設定アセットのチェックを外してください。

外すときは自分で判断してください

本当に必要な設定アセットを起点から外すと、そこからしか参照されていないアセットが候補に出てきます。 何が起点でなくなるのかを確認してから外してください。

なお、起点から外したファイル自身は保護されます。 外した瞬間にそのファイルが消える対象に変わる、ということはありません。

「暗黙ルートだけで使用中」の一覧

スキャン結果には 「暗黙ルートだけで使用中」 という一覧があります。ここに並ぶのは、アバターからは辿れず、暗黙ルート(多くはツールの設定アセット)だけが生かしているものです。

  • どの暗黙ルートが生かしているのかが表示されます。
  • 「起点から外す」を押すと、その場でその暗黙ルートを起点から除外できます。

「もう使っていないはずなのに候補に出ない」ものは、たいていここに載っています。

ルートが 1 つも無いとき

起点がゼロの状態ではスキャンできません。すべてのアセットが候補になってしまい、危険だからです。この場合はスキャンが止まり、ルートを設定するよう促されます。